シェアリング、カーリース、サブスクととNFT

カーシェア、シェアサイクル、カーリース、家電等のサブスク、腕時計のサブスクもあるとのこと。どれも利用したい期間が異なるだけで、要はレンタルをするという意味では同じ。以前よりも、モノを所有したいという欲求が薄れているように思われる昨今。理由は、デフレ、インターネットの発展、趣味嗜好の多様化というところだろうか。

そんな、世の中でNFTが今後どのようになっていくのか、考えてみる。

NFTのデータの所有権を確かなものにすること。所有するとは自分のものとして持っているこているとは、物理的に持っているだけでは意味はなく、他人から持っているという共通認識を持ってもらうことである。その共通認識とは、通常はお金にしろ、土地にしろ、家にしろ、身近なものにしろ、たいていは住んでいる国などのコミュニティが保証してくれる。

その保証してくれる”何か”がNFTの場合はブロックチェーン。。。ではなく、NFTによって所有しているということを認めてくれるコミュニティである。ということはこのコミュニティの人口が増えれば、NFTというものの数も価値も拡大していく。

そこで、所有欲が減っているのは人類全体のことなのか、デフレの日本においてなのかということが重要になってくる。理由がデフレなら、そうでない国では所有欲は減っていないし、インターネットの発展やその他世界全体で起こっていることであれば、そもそも所有欲が人類全体から減っていくのでNFTが大きく流行るエネルギーはないように思う。そうなると、ごく一部の物好きの間でのものにとどまり一般的なものにはならない。

あとは、遠い未来になるかと思うが、人類全体が物的世界を中心としなくなりデジタル、ヴァーチャルの世界に意識の中止を置くようなれば、NFTが所有をしていることを証明する唯一の方法となりまた話は変わってくるが、もはや今我々が思っている感覚のNFTという概念ではなく、国などが保証してくれている所有という感覚に近いものになる。

私見では、物的世界が中心の状態でNFTが大きく流行ることはないただ、デジタル世界が中心になるためのパーツの一つになっているような気がする。

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